医者を信用できないトレーナーのひとり言

気になった事を自分の言葉で発信します。

❮やってみた❯


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❮やってみた❯
不調を訴えた方から依頼をいただき、再確認して得た教養(トリガーポイント療法)を臨床の場として実践してみました。
⇒先日挙げた記事に則り、道具も整わない中でその場で出来る事を実践。
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①〈等尺性収縮後リラクゼーション〉
 〈マッスルエナジーテクニック〉
 〈筋筋膜リリース〉
治療を施す筋肉を「緊張でそれ以上ストレッチ出来なくなる位置」まで最大伸張。
⇒筋弱化させる。
施術者がかける抵抗に対して筋肉を収縮させるよう患者へ要求する。
施術者は動かさないようにし、筋肉が短縮する方向へ3~7秒ほど3次元で抵抗(最大限の力の25%ほど)を加える。
⇒等尺性収縮
患者は緊張を緩め、施術者は新たに緊張による制限がある個所まで受動的に筋肉を伸展する。
⇒同じ手順を複数回繰り返す。
筋肉の長さが正常に戻ったら、新たに可動出来るようになった範囲で能動的に動く練習をさせる。
②〈虚血圧迫、手技による抑制〉
このテクニックではTPを手で圧迫する。
その時に生じる痛みは耐えられるものでなければならず、痛みで見立てをチェックする。
15秒~1分で痛みが消えたなら、痛みの境界線まで圧迫を強める。
⇒TPの痛みが生じなくなるまで圧迫を繰り返す。
新たに可動するようになった範囲で練習させる。
③〈深部摩擦〉
TPがある緊張亢進している筋束を手で繊維の流れに対して横に伸ばす。
⇒一定のスピードで長さに沿って行う。
このテクニックを使うと、最初は痛みがあるが、我慢できる程度にしなければいけない。
⇒筋肉が過度に緊張してしまうため。
痛みが消える(2~3分)まで伸張を続ける。
その後、能動的に動く練習をしてもらう。
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実際に行うと、患部がほぐれていく·緩む感覚が指先から伝わってきました。
ポイントを押さえて的確に実践する事で、セルフケアも施術する事も容易であるという事です。
技術は「実践」「臨床」こそ『生きた教材』となる事を改めて感じました。
教養は頭の中だけでは使い物になりません。
考えて実践し、得た臨床結果が『次への教材(財産)』になる。
ちょっとした事かもしれませんが、とても勉強になりました。
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