医者を信用できないトレーナーのひとり言

気になった事を自分の言葉で発信します。

❮ドライビングポジション/頭部の位置❯

最近の車は、スポーツカー以外のほとんどすべてが、シートが立ち座りやすく便利に出来ている。
運転する人がソファに座ってるかのように「快適」に作られている。
この"快適性"、首(頚部)にとってはどうでしょうか。
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レーシングカーやスポーツカーの着座位置、ふんぞり返っているかのようなポジションでビックリした事ありませんか?
低すぎてボンネットの先が見えない。
そもそも、乗り込む時から天井も床も低いし···。
でも、レーシングドライバーの「むち打ち症」、あまり聞かないですよね。
空気抵抗に対して低いポジションであり、「普段から首を鍛えているから」という事もありますが、実はその着座ポジションが頭部や首に対して一番安定する位置であり、安定すればパワーも出やすい。
逆に、椅子が立っているという事は「前に傾ける事が出来る」という事でもある。
パソコンやスマホ等も同様ですが、目の前のものに注視し集中すると、頭部や頚部は自然と"注視する方向"に近づこうとします。
支柱(骨)が"筋肉の引っ張り合い"だと考えると、頭部が傾く事で首が不安定になり、前と後ろの筋肉のバランスが崩れやすくなる。
そのままでも、後ろの筋肉の発揮力が落ちて肩凝りの原因などに繋がる可能性も高くなり、外的要因(衝突等)で「むち打ち症」の要因にもなりかねない。
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現代社会、ニーズに合わせ便利になっているものが、実は体にとっては疾病等の原因になる場合もある。
何事も鵜呑みにせず注意する事が必要だと思う。
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