❮過去❯
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❮過去❯
喉元過ぎれば熱さを感じず
過ぎたものはすべて「過去」のもの
過去は過去、振り返っても仕方ない
過ぎたものは戻らないから前を向く
前を向き過去を切り捨てる
今までそうやって生きてきた
でも、捨てちゃいけない過去もある
捨てたくない過去もある
いつまでたっても喉元を過ぎない「熱さ」だってある
振り返ってもいい過去というのもある
過ぎようとするものを必死で押さえる自分がいる
なにより、しがみつく自分がいる
後悔しても仕方ない
確かにそうだけど、後悔したい過去もある
あの時ああしていれば...
選択は正解だったのか...
余韻や哀愁に浸りたいと思う時もある
こんな事を考えるって...
俺も年齢を重ねたという事かな...