医者を信用できないトレーナーのひとり言

気になった事を自分の言葉で発信します。

❮ホルモンによる糖代謝の調節❯

自身の疑問を解決する第4弾。
今回は『糖代謝』について。
「血糖値」は常にホルモンに監視され、調節されている。
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《監視調整ホルモン》
血糖値低下:インスリン
血糖値上昇:グルカゴン、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、糖質コルチコイド、アドレナリン
※グルカゴンは、ペプチドホルモンの一種であり、タンパク質およびアミノ酸代謝に重要な機能を持つ。
※糖質コルチコイドは、タンパク質を糖化して血糖値を上昇させる。
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インスリンとグルカゴンは同じ「膵臓」から分泌され、拮抗する(相反する)作用を示すようにみえるが、実際に両者は共同して血糖値を適正なレベルに保つように働いている。
▪食事直後、腸管からの糖吸収が増加するため、血糖値が上昇する。
インスリンの分泌が増し、肝臓や筋にグルコース(ブドウ糖)を取り込ませて血糖値を低下させるとともに、グリコーゲン(貯蔵多糖/動物でんぷん)を合成させる。
▪食後時間が経過すると、糖の供給が無くなるため、血糖値は次第に低下していく。
膵臓からグルカゴンが分泌されて肝臓に作用し、グリコーゲンの分解を促し、グルコースを血中に放出させて血糖値を上昇させる。
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成長ホルモンと甲状腺ホルモンは、「成長」「発達」に作用するホルモン。
成長·発達の為には、代謝の基盤として糖が十分に供給される必要がある。
▪成長ホルモン:グリコーゲン分解とアミノ酸からの糖新生を促進
甲状腺ホルモン:腸管からの糖吸収を促進し血糖値を上昇させる
▪アドレナリンと糖質コルチコイドも、血糖値を上昇させる作用がある。
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《グルカゴン·アドレナリン·成長ホルモン·糖質コルチコイド·甲状腺ホルモン》
▪脂肪燃焼(減退)との因果関係性
肝臓·筋·末梢組織に取り込まれたグリコーゲンや脂肪組織中の貯蔵脂肪を分解させる事により血糖値を上昇させる。
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この監視調整機関を100%働かせるには、規則正しい生活(食事、睡眠、抗ストレス、適度な運動·血液循環)が大事だと改めて痛感しました。
さて、私は運動よりまずしっかり寝ようかな。
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