医者を信用できないトレーナーのひとり言

気になった事を自分の言葉で発信します。

❮赭鞭一撻(しゃべんいったつ)❯

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❮赭鞭一撻(しゃべんいったつ)❯
日本を代表する植物学者(牧野富太郎氏)の伝記を読む機会があり、その言葉や信念·考え方に感動しました。
どの時代であっても、業界や立場が違っても、考え方の「根っこ」は同じなんだと思います。
※家庭(家族)を省みない姿には(?)ですが···
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赭鞭一撻 結網子
▪忍耐を要す
__(何事も耐え忍び続ける)
▪精密を要す
__(いい加減にせず細やかに)
▪草木(物事)の博覧を要す
__(沢山の植物(事象)を観察する)
▪書籍の博覧を要す
__(書物を読み研究に生かす)
▪関係する学科はみな学びを要す
__(関係分野も網羅し学ぶ)
▪先進を講ずるを要す
__(進んだ学問を身に付ける)
▪当に画図を引くを学ぶべし
__(研究発表に役立つ技術を学ぶ事)
▪よろしく師を要すべし
__(年齢や立場の上下に拘らず教えを乞い学ぶ)
▪吝財者は植物学者(専門家)たるを得ず
__(研究に必要な資金を惜しんではいけない)
▪跋渉の労をいとうなかれ
__(山野(現場)に足を運ぶ事を嫌がらない)
▪植物園を有するを要す
__(観察の為の施設を持つ事)
▪広く交を同士に結ぶべし
__(知識を与え合う仲間を持つ事)
▪爾言(じげん)を察するを要す
__(研究者のみならず、様々な人の僅かな言葉を研究に生かす)
▪書を家とせずして、友とすべし
__(書物の内容を鵜呑みにせず、誤りがある時は正し、本と友のような関係を持つ)
▪造物主あるを信ずるなかれ
__(真理追求の妨げになる為、万物の創造者(先進者)の存在を信じてはならない)
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赭鞭(古代中国の帝(神農)が持っていた鞭)
一撻(鞭打ち)
_⇒神農の鞭で自分を打つように
___この約束を体に刻み込むという意味
網子(中国の古典:富太郎氏のペンネーム)
泳いでいる魚をその縁から眺めているだけでは魚を得る事は出来ない。
魚を得たいなら、すぐに網を作って行動を起こすべき。の意味
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心に刻み精進しようと思います。
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