❮筋肉の緊張/弱化❯
私達の骨は対角の筋肉により引っ張り合う事で支えている。
その筋肉はある長さを越えて伸びると「引っ張る力(筋発揮力)」が弱まる。
⇒筋弱化という。
抵抗し合う筋肉の拮抗状態が崩れると、一方に引っ張られる。
しかし弱化した筋肉は、引っ張られながらも引っ張り返そうとする。
引っ張られ筋弱化すると···
筋発揮力が落ち、血液循環も低下。
疲労物質は取り除かれにくくなり硬くなる。
例えば、腹筋と腰部の筋肉の関係で言うと、
①太ももの筋肉の伸びが悪くなる。
②臀筋、もも裏が伸び筋発揮力低下。
③骨盤の前面が下半身に引っ張られ「骨盤前傾」する。
④骨盤と肋骨を繋ぐ腹筋も伸び筋弱化。
⑤腰が反り、腰部にストレスかかる。
そんな反り腰体型の方に仰向けの腹筋なんて「腰や首を痛めさせる」だけ。
⇒意味を為さないどころか、怪我を助長させるリスク発生。
鍛える前に全身のバランスを整えましょうよ。
「緊張」と「弱化」のメカニズムを理解し、的確に動かす事を最優先にしましょう。
「不均等な体」からは「不均等を『助長』させた体」しか出来上がりません。
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