医者を信用できないトレーナーのひとり言

気になった事を自分の言葉で発信します。

❮心臓疾患❯

自身の疑問を解決する第8弾。
運動を指導する際、心拍数を上昇させ効果を得る事(動作)が多いため、基礎疾患等がある場合は注意が必要です。
医療従事者ではありませんが、最低限必要になる場所を書き出します。
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①先天性心疾患(心奇形)
心臓の発生段階における形成異常。
新生児の1%に生じる。
誘因:遺伝的要因や母子感染など
代表的なもの:心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、ファロー四徴症など。
静脈血が体循環系に直接流入する場合、
チアノーゼ、太鼓ばち状の指、多血症、赤血球増加症など生じる。
心不全Heart Failure
心臓は、ポンプ機能により血液を全身の臓器·組織へ送り込む。
▪安静時:5㍑/分  ▪運動時:20㍑/分
心臓のポンプ機能はかなりの予備能力を持ち合わせるが、病的な状態では安静時でも十分な血液量の供給が出来ない。
心臓のポンプ機能の低下により、心拍出量が低下して全身の組織の代謝に必要な血液を送り出せない状態となる。
〈原因〉
▪心筋細胞の減少(心筋梗塞など)
▪心筋に対する過剰負荷(高血圧症、弁膜症など)
▪先天性心疾患
▪原因不明の突発性心筋症など
〈病態〉
▪動脈側:血流の不足
▪静脈側:血流の滞り(鬱血)
急性心不全:動脈側の血流不足が強調。
程度が著しいと"心原性ショック"を引き起こす。
慢性心不全:静脈側の鬱血が強調。
別名)鬱血性心不全
③虚血性心疾患
心臓(心筋)は常に規則正しい収縮運動を繰り返しているため、その筋肉が要求する酸素や栄養素の消費量(代謝)も多い。
そのため、心臓が栄養を補給する冠状動脈内の血流が心筋の必要量に見合わない場合、心筋は虚血にさらされ病変を生じ、心機能が大きく低下する。
⇒これが『虚血性心疾患』。
狭心症」「心筋梗塞」がその代表的疾患。
冠状動脈の血流と心筋の需要との不釣り合いは、
▪冠状動脈の狭窄·閉塞
▪心筋における血液需要の増大
により引き起こされる。
狭心症Angina Pectoris
心筋の一過性虚血により突然起こる。
胸部苦悶や胸痛(狭心痛)が主症状。
狭心痛:通常は数分以内。長くても20分程度。
心筋梗塞Myocardial Infarction
冠状動脈の閉塞により、心筋の虚血性壊死がおきた状態。
閉塞の原因は粥状(じゅうじょう)硬化、血栓、塞栓、血管炎など。
突然激烈な胸痛が起こり長時間持続。
時には心原性ショックを引き起こす。
壊死部分が破裂し、心臓破裂を起こして心タンポナーテ(※)で死亡することもある。
心筋梗塞後の心臓破裂·解離性大動脈破裂により、血液や液体が心嚢に溜まる事で心臓の動きが出来なくなった状態。
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この他にも心臓の疾患は色々ありますが、運動を指導する上で知っておく必要があります。
顧客の体調確認と調子を見ながら、気を付けて指導したいと改めて感じました。
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